静岡でローコスト住宅を建てよう!おすすめのエリアや価格情報を確認!

静岡県は、気候や住民の人柄が穏やかなことをはじめ、場所を選べば田舎すぎず都会すぎない快適な暮らしが可能です。また、子育て環境も整っているので、小さなお子さんがいる家庭にも非常におすすめできます。
ここでは、そんな静岡県の中でも特に魅力的なエリアの特徴を、土地価格などを交えて紹介していきましょう。
浜松市
浜松市は、人口・人気ともにトップクラスの政令指定都市として有名です。総人口は令和元年時点で約80万人となっており、また、静岡県の住みたい街ランキングではTOP3には入ってくるほど人気があるエリアです。
また、日照時間が全国でも1.2を争う長さなので非常に過ごしやすい環境なほか、新鮮な野菜や果物、水産物などが身近で採れるため安価で手に入れやすいのも嬉しいポイントですね。
子どもを育てる上での環境も魅力的で、こども園・保育園・保育事業所の数が多いですし「ファミリー・サポート・センター」など、働きながら子育てをする保護者への支援制度も充実しています。また、県内でさまざまな自然に触れることができるのも強みでしょう。
浜松市の土地相場ですが、平均価格は2,080万円、平均単価は1坪あたり20.5万円となっています。静岡県の中では上位に位置していることからも、人気の高さがうかがえますね。ただ、浜松市内のエリアによって大きく価格が異なる点には注意です。
自然環境に恵まれているほか、観光・レジャー施設なども多いため、浜松市はファミリー層にとてもおすすめできる地域といえるでしょう。
静岡市
静岡市も浜松市と同じく政令都市で、非常にインフラの整っているエリアです。地方都市ではありますが、東京とさしてかわらないようなショッピングビルや百貨店などが揃っているので買い物には困りません。
また、静岡市も子育て環境はとても充実しています。こちらは小中学校の数が多いほか、市内12ヶ所ある図書館をはじめ、美術館や博物館など子どもが学ぶことのできる文化施設の豊富さが目立ちます。
静岡市の土地相場は、平均価格が2,700万円、平均単価は1坪あたり36万円となっています。利便性や過ごしやすさ、人気を考えると県内でもトップクラスの価格なのも納得ですね。
住環境の良さと利便性のバランスが、静岡市の大きなメリットです。幅広いニーズに応えられるエリア、といえるのではないでしょうか。
その他エリア
浜松市・静岡市に次いで人気が高いのは「伊豆の国市」です。基本的に田園地帯ですが、移住支援が手厚いことや、温泉があるのが特徴です。
他には、芸術の地と呼ばれる「三島市」や、富士山の絶景スポットとして有名な「富士市」東京都品川駅から約40分でアクセス可能な「三島市」も人気が高いエリアです。
ポン
- 浜松市…土地相場は2,080万円、1坪あたり20.5万円、働きながら子育てをする保護者への支援制度も充実している
- 静岡市…平均価格が2,700万円、1坪あたり36万円、静岡市も利便性が良く子育て環境がとても充実している
- その他エリア…基本的に田園地帯だが、移住支援が手厚く温泉があるのが特徴
【注文住宅と分譲(建売)住宅】どちらを選んだらいい?

一戸建てのマイホームを建てる際、気になるのが「注文住宅」と「分譲(建売)住宅」は、いったいどちらが良いのか?という点ですよね。そこで、ここからはそれぞれの特徴をメリット・デメリット含めて紹介していきます。
注文住宅の特徴
注文住宅とは基本的に、工務店やハウスメーカー、設計事務所などに設計・工事を依頼する家づくりを指します。最大のメリットは、建築基準法の制限内であれば自分の好きなように間取り・設備・外観デザインなどを決められることでしょう。
予算が許す範囲によって変わってきますが、家族のライフスタイルに合わせた理想のマイホームを実現することが可能な、夢のある建築方法です。住宅に対して絶対に叶えたい要望やこだわりがある方ほど、注文住宅は最適だといえますね。
また、既に建てられた物件を購入する分譲住宅とは違い、建設する工程を自らチェックすることができるため、施工に対する安心感が違います。何度か現場へ足を運んで進行状況を見ておくと、住宅への愛着もぐっと増すのではないでしょうか。
デメリットとしては、やはり予算面が挙げられます。理想を全て叶えるには相応の金額が必要となるため、部分ごとの取捨選択など入念な計画が大切になってくるでしょう。また、プラン立てや土地の選定から施工まで多くの工程があるため、実際に住むことができるようになるまで時間がかかるのも少しネックです。
分譲(建売)住宅の特徴
分譲住宅は、既に建てられた住宅を購入するため価格が明確になっており、注文住宅と比較してリーズナブルであることが多いのがメリットです。特に金銭面で悩むことが少ないという点は、魅力的に感じる方も多いのではないでしょうか。
その他、分譲住宅として販売されている建物は全て建築士があらゆる点を考慮して考え抜いた構造となっているため、実際に住んだ際に不便と感じる可能性が少ない点はメリットかもしれません。
また、規模の大きい分譲地では周りの建物とほぼ同じ外見なので、街並みの中で自分の家だけ浮いてしまうといった懸念は払拭できますね。
最大のデメリットは、注文住宅とは逆に自由度が低いということです。大半が既に建築済みである分譲住宅では、設計プランに介入できる機会はないので、何か要望があっても通ることはありません。
ここまで注文住宅と分譲(建売)住宅、それぞれの特徴を紹介してきました。注文住宅には「設計プランの自由度」分譲住宅には「低価格」などそれぞれメリットがありましたが、理想のマイホームを建てたいのであれば、私は注文住宅をおすすめします。
設計段階から業者と一緒に考えられる注文住宅であれば、予算に合ったプランを組むことも可能ですし、何より家族の要望を形にできるのは非常に魅力的ですよね。とはいえ、マイホームの購入は一生に一度かもしれない大イベント。よく検討した上で、自分や家族に合った方法を選べるようにしましょう。
ポン
-
【注文住宅】
- 間取り・設備・外観デザインなどを決められる
- 家族のライフスタイルに合わせた理想のマイホームを実現することが可能
- コストが高い
- 住めるようになるまでに時間がかかる
【分譲(建売)住宅】
- 注文住宅と比較してリーズナブルであることが多い
- 自由度が低い
【工務店とハウスメーカー】どちらを選んだらいい?

注文住宅を依頼する業者として一般的なのが「工務店」または「ハウスメーカー」です。しかし、両者の違いは分かりにくいため、あまりよく把握してない方も多いのではないでしょうか。ここからは、それぞれの特徴について紹介します。
工務店の特徴
地域に密着したサービスを展開していることが、工務店の大きな特徴です。ハウスメーカーと比較すると小規模な場合が多いですが、その分対応エリア内でのスピーディーな対応が魅力でしょう。
注文住宅は基本的に「オーダーメイド型」で、顧客の要望をヒアリングし取り入れながらプランを設計していくスタイルが多いです。柔軟性が高いため、より自由度の高いデザインや間取りを実現させることができるのは嬉しいポイントですね。
価格面でいうと、工務店は広告費などをかけている店舗は少ないため、リーズナブルな場合が多いようです。限られた予算内で、なるべく要望を取り入れたいというのであれば、融通の利きやすい工務店がおすすめです。
懸念点としては、一口に工務店といってもピンからキリまで存在していることが挙げられるでしょう。優良な工務店を見極めるためには、一級建築士など有資格者が在籍しているかを確認することや、評判などをホームページや口コミで調べることが大切です。
ハウスメーカーの特徴
基本的にハウスメーカーは、規模が大きく独自のブランドをチェーン展開している企業を指します。範囲はさまざまですが、全国展開している場合は支社・支店が点在しているため、対応エリアの広さがメリットとなります。
注文住宅は「チョイス型」と呼ばれる手法が一般的で、ある程度規格化されたシリーズ商品から好きなものを選ぶ形が多いです。そして、その後決められた範囲内でカスタマイズしていくイメージでしょうか。
ハウスメーカー最大の魅力は、なんといっても大手ならではのブランド力による安心感でしょう。品質・サービス・アフターフォローなど、一定の質が期待できる点は工務店よりも優れているといえます。
ただ、注文住宅の自由度を最大限に活用したい方には、ハウスメーカーは不向きかもしれません。前述したように、大手ハウスメーカーでは一定の規格が決められている場合が多いので、細かい要望まで対応してもらえない可能性があるので注意しましょう。
ここまで、工務店とハウスメーカーの特徴を紹介してきましたが、正直どちらも一長一短なため、一概にどちらが良いとはいえません。ですが「ハウスメーカーほどの規模はなくとも、ある程度の規模と信頼を得ている工務店」も中には存在します。
ですので、このサイトで紹介している業者も含め、色々と検討してみてはいかがでしょうか。きっとあなたに合った工務店・ハウスメーカーが見つかるはずですよ。
ポン
-
【工務店】
- 地域密着型
- 広告費などをかけている店舗は少ないため、リーズナブルな場合が多い
- 自由度が高く、融通が利きやすい
- 工務店のレベルはピンキリ
【ハウスメーカー】
- 規模が大きく独自のブランドをチェーン展開している
- ブランド力による安心感がある
- 注文住宅の自由度を最大限に活用したい方には不向き
ローコスト住宅とは?メリット・デメリットを確認!

ローコスト住宅とは?
名称の通り、低いコストで建てることができる住宅を「ローコスト住宅」といいます。
ローコスト住宅を建設するにあたり、まずは資材を大量に一括購入することで費用を抑えています。また、間取りをシンプルにすることで工程の省略化やスピーディーな施工を実現しています。
さらに、広告費・人件費を最小限に抑えるなど各業者独自の工夫によって、ギリギリまでコストを下げた結果、ローコストでの住宅提供が可能となっています。
基本的にスケールメリットを活かせる大手ハウスメーカーに強みがありますが、ある程度の規模を持つ工務店では、付随して地域密着型ならではのサービスが期待できる点は見逃せないでしょう。
ローコスト住宅のメリット・デメリット
【メリット】
ローコスト住宅最大のメリットは、やはり「低価格で購入可能」な点でしょう。前述した通り、経費削減・効率化などさまざまな施策で低コストを実現しているため、住宅の質にも大きな問題はありません。
2つ目のメリットは「工期が短い」という点です。ローコスト住宅の建設では、効率的に施工するためなるべくスピーディーな施工を目指しています。するとその影響から、工期が短縮されるので、借り住まいの期間が短くなります。
3つ目のメリットは「建て替えがしやすい」ことですね。通常の注文住宅とは違い、ローコスト住宅はある程度の期間で建て替えることを想定された造りとなっているため、建て壊しや売却など次の動きが取りやすくなっています。
そして4つ目のメリットは「住宅イメージが膨らませやすい」点を挙げます。注文住宅の設計では、なかなか生活のイメージを掴むことが難しいですが、ローコスト住宅の場合は既に似たような設計の住宅が建てられていることが多いので、お手本とすることによってイメージを膨らませやすくなるでしょう。
【デメリット】
ローコスト住宅は、決められた一定の規格の中で設計をするため、注文住宅と比べると自由度が低いのが難点です。バランスよく高水準な住宅を建てることは可能ですが、尖ったこだわりがある場合はなかなか反映されにくいでしょう。
また、耐熱性や耐震性など機能面は、どうしてもハイコストの住宅には劣ってしまう点は多いです。もちろん安いからといって安全性に問題があるわけではありませんので、心配はいりませんが、過度に性能を気にしてしまう場合は慎重に検討しましょう。
ローコスト住宅はメリットがたくさん!
ローコスト住宅は単にリーズナブルなだけではなく、早めに住み始めることができる、建て替えがしやすいなどさまざまなメリットがあります。また、建物のクオリティも水準以上ですから安心して住むことができるでしょう。
一戸建てのマイホームを建てたいけど予算が不安!という方には特に、ローコスト住宅は非常におすすめです。
ポン
-
- ローコスト住宅とは低いコストで建てることができる住宅のこと
- 資材の大量一括購入や間取りをシンプルにすることで工程を省略し、費用を抑えている
【ローコスト住宅のメリット】
-
- 低価格で購入可能
- 工期が短い
- 建て替えがしやすい
- 住宅イメージが膨らませやすい
【ローコスト住宅のデメリット】
- 一定の規格の中で設計をするため、注文住宅と比べると自由度が低い
- 機能面はどうしてもハイコストの住宅には劣ってしまう点は多い
間取りを決める上でのポイント!

注文住宅は自由度が高いものの、一方で間取りを失敗してしまうと後悔することになってしまうでしょう。ここからは、そんな間取りを決める際に知っておいてほしいポイントを紹介します。
動線
動線とは、実際に生活をする中で使用する決まったルートのことです。動線にはいくつか種類があって、それぞれ気を付けるポイントがあります。
炊事・選択など家事をする際の「家事動線」では、洗濯機から物干し場といったように、流れを意識すると良いでしょう。次に、仕事や学校に行くときの「通勤動線」では、家の中でなるべく渋滞がおこらないような設計が大切です。
また、トイレ・キッチンなど水回りに関する「衛生動線」では、客間や2階に音・においが広がらないかチェックしておくことが必要です。そして「来客動線」では、プライベート空間との住みわけがポイントになるでしょう。
日当たり
部屋の住み心地の良さは、日当たりによって大きく変わってきます。採光は土地それぞれで違うため、周囲をよく観察した上で設計できると良いですね。また、窓の大きさや位置、カーテンの色などにも気を配ってみましょう。
水回り
洗面化粧台・トイレ・キッチンといった、水を使う設備のある場所を水回りと呼びます。この水回りですが、基本的にはなるべく近くに集結させたほうが良いとされています。
理由ですが、主に「メンテナンスが容易」「工事費が削減可能」「排水音が気になるエリアを限定できる」などのメリットを受けられるからです。間取りを計画する際は、頭に入れておくと良いでしょう。
配線
意外と見逃しがちなポイントとして、コンセントなどの配置ミスが挙げられます。設計の際にあまり気にしないで配置を決めてしまうと、後から数が足りない、家具の後ろに隠れてしまうといった不備が出てきてしまうので注意してください。
におい
開放的な空間を演出するためにオープンキッチンを選ぶ家庭が増えていますが、その際に注意しておきたいのがにおいの問題です。どうしてもリビングや2階に伝わりやすくなってしまうため、換気設計など対策は必須です。
ここでは特に大切な5つのポイントを紹介しましたが、他にも気を付けるべきポイントはまだまだたくさんあります。間取りを計画する際には、業者としっかり打合せをして、失敗のない快適な住宅が建てられるようにしましょう。
ポン
- 動線…さまざまなシチュエーションを考慮して家事動線・通勤動線・衛生動線・来客動線などを決めよう
- 日当たり…住み心地を左右する日当たりも重視しよう
- 水回り…配管の関係を考慮してなるべく近くに集結させたほうが良い
- 配線…コンセントなどの配置ミスをしないよう気をつけよう
- におい…換気設計などに気をつけよう
ローコスト住宅業者を選ぶポイント!

理想のマイホームを建てるためには、業者の選択は非常に重要となってきます。ここでは、より良いローコスト住宅業者を選ぶためのポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
コストパフォーマンス
コスパが良いとは、費用対効果が高いことを示します。つまりローコスト住宅業者でいうと、なるべく低いコストで高クオリティな家を建てられる工務店やハウスメーカーが該当します。
実際に見極めるポイントですが、まずは企業のホームページに「コストを抑えるための工夫や、品質を上げるための施策をおこなっている旨の記述」があるか確認してみましょう。特に、具体的な内容が書かれているほど信頼性も高まります。
担当者
各工務店・ハウスメーカーの担当者が信用できるかというのも、大切なポイントです。雰囲気や接しやすさはもちろん、もっと重要なのが「知識力」や「提案力」でしょう。
打合せの際に疑問に思ったことを、どんどん質問してみるのが手っ取り早い方法です。的確にスムーズな回答をしてくれる担当者なら経験のあるベテランなので安心ですし、経験は浅くても真摯に対応して調べてくれる担当者も同じく信頼できます。
また、一級建築士やインテリアコーディーネーターなどの資格所有者であれば、専門知識の面でも非常に頼りになるでしょう。
実績
住宅施工数など、目に見える実績を目安にするのも確実な方法です。他にも、創業からどのくらい顧客に貢献してきたか、受賞歴はあるのかといった点は確認しておくと良いですね。
また、ローコスト住宅を扱う業者であれば、ほぼ確実に施工事例がホームページで紹介されているはずですので、実際のイメージを感じてみるのも有効でしょう。
住宅性能
住宅性能といってもいろいろありますが、まずは何といっても安全性です。どのような建材が使われて、どのような工法で組まれているのかなど可能な限り調べてみると良いでしょう。また、耐震性・耐久性に対してのこだわりや考えにも着目してください。
他にも省エネ性やシックハウス対策、自然素材の使用といった、業者ごとの特性やセールスポイントがあるので、よく調べて自分と家族に合った住宅性能を持つ業者を選びましょう。
保証内容
建築後のアフターフォローなど、保証内容も大切なポイントです。少なくとも数十年は住むことになる住宅ですから、メンテナンスや品質管理体制が充実しているのかは事前にしっかりと調べておいてくださいね。
ローコスト住宅を扱う工務店・ハウスメーカーは世の中にたくさんあるので、迷ってしまうこともあるでしょう。ですが、ここで紹介した5つのポイントを押さえておくことで、良い業者に巡り合える可能性はぐっと高くなるはずですよ。
ここまで、静岡でローコスト住宅を購入する前に覚えてほしい知識や情報を簡単に紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?少しでも皆様の参考になっていれば、とても嬉しいです。
当サイトでは、他にも私がおすすめする工務店・ハウスメーカーに関する詳細なデータなども掲載していますので、良かったらあわせてご覧くださいね。
ポン
- コストパフォーマンス…コストを抑えるためにどのような工夫や施策をおこなっているか確認しよう
- 担当者…知識力・提案力を持つ担当者が在籍している会社を選ぼう
- 実績…目に見える実績を目安に考えるのもあり!
- 住宅性能…安全な住まいを手に入れるために耐震性・耐久性、どんな資材が使われているか調べよう
- 保証内容…メンテナンスや品質管理体制が充実しているのか確認しよう